脱毛前後は、気をつけておきたい注意点がいくつかあります。
知らないままで過ごしてしまうと、うまく脱毛効果が得られないだけでなく、思わぬ肌トラブルにつながることも!
今回は、脱毛の前後の注意点や禁止事項をご紹介します。
記事の後半では、人気脱毛サロンの注意点をまとめたので、脱毛初心者の人は、ぜひチェックしてみてください!
目次
カウンセリングで気を付けること
脱毛前のカウンセリングでは、お肌や毛の状態をチェックします。
カウンセリングの注意点は、次の4つです。
ムダ毛を剃りすぎない
カウンセリングでは毛の状態を確認します。
自己処理してツルツルにしてしまうと、どれくらいの毛量・濃さなのかが判断できなくなります。
毛の状態は回数やプランを決める判断材料になるので、カウンセリングのときはムダ毛を剃りすぎないのがポイントです。
ムダ毛を抜いてはだめ
剃りすぎてはいけないのと同様に、毛を抜くのもおすすめしません。
肌を見られるからこそキレイにしておきたいと思う気持ちもわかりますが、毛の状態がわからないと、最適な施術方法もわからなくなってしまいます。
また、毛を抜くと毛穴が傷ついてしまうので、抜かずに電気シェーバーで軽く剃るくらいに留めましょう。
料金・期間・回数は要確認!
これから契約しようと思っているコースの
- 料金
- 有効期限
- 利用回数
- 予約手順
はしっかりチェックしておきましょう。
契約した後で「思っていたプランと違った」なんてことになりたくありませんよね。
カウンセリングで疑問に感じたことがあれば、遠慮せずにどんどん質問して確認しておきましょう。
キャンセルや解約方法も要チェック
キャンセルや解約の条件は、サロンによって異なります。
とても重要な事ですが、契約書には小さく記載されていたり、あまり詳しく説明してくれない事も…。
万が一に備えて、キャンセルや解約の条件は、積極的に質問しましょう。
カウンセリング時の持ち物は?
カウンセリングの時に契約する場合は、以下の持ち物が必要となります。
- 身分証明証
- 銀行印(クレジットカードを利用する場合)
また未成年の場合は、親の同意書が必要です。
持ち物についても、サロンごとにルールが違うので、カウンセリング前にサロン情報を確認しておきましょう!
脱毛前日に気を付けること
続いて、脱毛前日に気をつけることを見ていきましょう。
脱毛前日の注意点は、
- 毛抜きNG
- 薬の服用NG
- 飲酒・アルコールNG
- 予防接種NG
- 必ず自己処理をする
この5つです。
毛を抜いてはだめ!
脱毛は、毛根のメラニン色素に光やレーザーを照射して、毛を無くしていきます。
毛根そのものを抜いてしまうと、レーザーが反応しなくなるので、毛を抜くのはNG。
ブラジリアンワックスも使えません。
脱毛前は、肌を傷つけにくい電気シェーバーでムダ毛を剃りましょう。
薬を飲まない
脱毛前後は薬の服用を禁止しているサロンが多いです。
薬を服用している方は、どんな薬がNGなのか、事前にサロンに確認するのをお忘れなく。
飲酒・アルコールはNG
飲酒によって代謝が上がった肌は、刺激に弱くなっています。
その状態で施術を受けると、肌トラブルの原因になるので、脱毛前日の飲酒は控えましょう。
サロンによって、
- 前後1日(24時間)の飲酒禁止
- 半日(12時間)の飲酒禁止
など制限はさまざまです。
予防接種は控えよう
脱毛前に予防接種を受けて、赤みや腫れがでた場合は、施術を受けらません。
脱毛の10日間前からは、予防接種は控えてください。
止むを得ず、予防接種を受けないといけない場合は、脱毛の予約日を変更しましょう。
必ず自己処理をする
ムダ毛がしっかり生えた状態で施術すると、やけどの原因になるため、必ず事前に自己処理をしてください。
サロンによっては剃毛サービスもありますが、別途費用がかかるので注意しましょう。
脱毛前の自己処理には、電動シェーバーがおすすめです。
脱毛当日に気を付けること
スムーズな施術を受けられるよう、脱毛当日に気をつけることを確認しておきましょう。
制汗剤を付けない
肌に制汗剤がついたまま施術すると、光がうまく反応せず、十分な効果が出ないことがあります。
サロンによっては、制汗剤を使った箇所には施術自体を断られてしまうことも。
脱毛当日は、制汗剤は使わないようにしましょう。
日焼け止めNG
制汗剤と同様、脱毛当日は日焼け止めも使用していけません。
脱毛当日は、長袖や日傘を使うなど、ほかの方法で日焼け対策をしましょう。
当日も飲酒・アルコールNG
飲酒は、脱毛前日だけでなく当日もNGです。
飲み会の予定と予約が重なってしまった場合は、脱毛の予約を別日に変更しましょう。
脱毛前後の飲酒は、思わぬ肌トラブルを引き起こすので、必ずお酒は控えてください。
化粧水・保湿剤は落としておく
制汗剤や日焼け止めと同様に、化粧水などの保湿剤も、効果を弱める可能性があります。
前日に保湿を行なった場合は、脱毛当日に落としておくことをおすすめします。
脱毛後に気を付けること
肌が一番敏感になっているのは、脱毛後です。
いつも以上にデリケートになっている肌には、細心の注意が必要。
- 入浴・温泉・岩盤浴・サウナ
- 運動・マッサージ
- 日焼け
- 予防接種
これらは全て、脱毛後に行なってはいけない項目です。
詳しく見ていきましょう。
入浴・岩盤浴はNG
脱毛後は、体の代謝を上げる行為は厳禁です。
脱毛直後の入浴や岩盤浴は控えましょう。
お風呂はぬるめのシャワーで済ませるようにし、浴槽に浸かるのはやめてください。
脱毛前後に気をつけたいお風呂事情はこちら▼
脱毛前後にお風呂に入るのはNG?入浴時に注意したいポイントを解説
温泉・銭湯・サウナはとくにNG
多くの人が出入りする入浴施設は、雑菌も多いため、脱毛直後に利用するのは危険です。
施術後1週間は、温泉や銭湯は控えて、肌のバリア機能が回復するのを待ちましょう。
運動・マッサージ・汗をかく行為はNG
激しい運動やマッサージは代謝を上げるので、肌トラブルを招く原因になります。
また、汗をかいたまま放置すると、雑菌が増える原因にもなるので、施術当日の運動は控えましょう。
知っておきたい脱毛後の運動のリスクはこちらをチェック▼
毛前後の運動はNG!その理由や運動してもいい期間について!
万全の日焼け対策を
日焼けは、脱毛後ももちろん厳禁です。
とくに照射箇所は刺激に敏感なので、日焼け止めを使うなど、念入りな日焼け対策を行ってください。
予防接種
予防接種を受けると、発熱など軽い副作用が生じる場合があります。
副作用によって肌のバリア機能が低下することも。
脱毛で敏感になった状態のまま予防接種を受けると、肌荒れや発疹といった肌トラブルを引き起こしかねません。
そのため脱毛後10日間は、予防接種を控えましょう。
とにかく体温を上げない
脱毛後は、肌に熱がこもっている状態です。
温泉・サウナに入ることや激しい運動をすることで、ますます体温が上がるので、最悪の場合、赤みや発疹が出ることがあります。
重症化してしまうと、脱毛を中断せざるを得ない事態を招くので、脱毛後は体温を上げないように、十分注意してくださいね。
脱毛が受けられないケースとは
体の状態によっては、施術を受けられないケースがあります。
せっかく取れた予約を無駄にしないためにも、気をつけておくべきポイントをおさえましょう。
毛を剃っていない
施術箇所のムダ毛をを全く剃っていない、もしくは剃り残しがある場合は、施術が受けられないことがあります。
ただし、背中やヒップ、VIOなど自己処理が難しい箇所は、剃ってもらえるサロンもあります。
シェービングのサービスがあるかどうかは、事前に確認しておくことをおすすめします。
妊娠・授乳期間
妊娠・授乳期間中は、多くのサロンで施術を受け付けていません。
施術するときは、冷たいタオルを体にあてたり、無理な姿勢をとるなど、体に負担がかかってしまうからです。
出産後いつから・どのタイミングで施術を再開できるかはサロンによって異なるので、妊娠の可能性がある方は、事前にチェックしておきましょう。
生理中は避けるのが無難
生理中はVIO、ヒップの施術を受けられません。
その他の部位は、サロンによって異なりますが、生理中はホルモンバランスが崩れやすくなり、いつもより痛みを感じたり、赤みが出る可能性も。
「どうしても」という場合を除いて、生理中の脱毛は避けたほうが無難です。
こんな時どうする?みんなの気になる疑問!
初めて脱毛するときは、気になる疑問がいっぱいありますよね。
よくある疑問をまとめたので、順番にお答えします!
剛毛・毛量が多いと脱毛できない?
Ans.毛が多い、濃くても脱毛できます!
サロンで行われる光脱毛は、毛根のメラニン色素に反応することで、毛を生えにくくしています。
そのため、太くて濃い毛のほうが、より確実に効果を実感できるのです!
事前に自己処理を行なっていれば、剛毛・毛量が多いからといって施術に時間がかかることもありません。
日焼けしているor地黒の場合どうする?
Ans.日焼けで肌の色素が濃い方や肌にダメージがある方、色黒の方は、脱毛できない場合があります。
日焼けしている肌には、メラニン色素が多く含まれるので、光を照射すると、毛だけでなく肌も敏感に反応してしまうことがあります。
そのため、脱毛器によっては施術を受けられないことも。
ただし、最近は、日焼け肌にも施術できる脱毛器を導入しているサロンも増えています!
脱毛中の日焼けが気になる人はこちらをチェック▼
脱毛中は日焼けに要注意!?日焼けや色黒肌は脱毛効果が下がるの?
アトピーやアレルギー肌は脱毛できない?
Ans.アトピーやアレルギーでも、肌の状態を見ながら施術してもらえます!
アトピーだからと言って、絶対に施術できない訳ではありません。
お肌の状態やアトピーの症状を見ながら、施術をうけることができます。
ただし、炎症がおきている箇所や、赤み・かぶれがひどい箇所には照射はできないので、その部分は避けて施術されます。
乾燥しやすい時期や、肌全体に炎症がおきてしまっている場合は、施術を断られることもありますが、その場合は肌のことを最優先に考えて、炎症が治るまでは施術を控えましょう。
アトピー肌でも施術を受けられるサロン情報はこちら!
アトピー肌でもできる脱毛情報はこちらをチェック▼
アトピー肌でも脱毛できる安心のサロン10選!お肌のケアと注意点をご紹介
服薬している場合はどうする?
Ans.施術を受けられるかどうかは服用している薬によります!
事前にサロンに確認しましょう!
服用している薬によっては、施術を受けられない場合があります。
また、持病をお持ちの方は、医師の同意書が必要なケースもあるので、どのように対応すればいいか、事前にサロンに確認するのが確実です。
医療脱毛は保険適用になる?
Ans.医療脱毛は保険適用にはなりません。
脱毛は「自由診療」の扱いとなっており、たとえ医療脱毛クリニックでの施術であっても、自費で賄う必要があります。
脱毛サロン・医療脱毛クリニックの両方が保険適応外なことをお忘れなく!
脱毛後の肌トラブルはどうしたらいい?
Ans.医療脱毛クリニックの場合:常駐の医師の診断を受けましょう。
Ans.脱毛サロンの場合:提携先の病院を紹介してもらいましょう。
医療脱毛クリニックには、医師・看護師が常駐しているので、万が一の肌トラブルが起きても、すぐに診察を受けられます。
また、医師が常駐していない脱毛サロンは、近くの病院と提携しているところが多いです。
その場合は、病院を紹介してもらい、必ず受診しましょう。
肌トラブルかどうか判断できない場合は、コールセンターを設けているサロンもあるので、肌の調子で心配なことがあれば、すぐに連絡してみましょう。
主要脱毛サロンの注意点
最後に、人気が高い脱毛サロンのキャンセルと解約方法に関する注意点をまとめます!
キャンセル | 解約 | |
---|---|---|
ミュゼ | 脱毛開始時間の24時間前まで
当日キャンセルは一回消化 |
返金期間内であれば解約可能 |
キレイモ | 予約日の前日まで | 可能
コールセンターへ要連絡 |
シースリー | 当日:キャンセル料金無し
予約時間を過ぎると3,000円のペナルティ |
可能
コールセンターへ要連絡 |
脱毛ラボ | 当日:キャンセル料金1,000円 | 可能
コールセンターへ要連絡 |
銀座カラー | 当日もOK | 解約可能 |
上記に挙げた5つのサロンは、契約料金以外の追加料金は、基本的にかかりません。
また、全国のサロンで施術を受けることができます。
(銀座カラーは、移動前に手続きが必要なので、忘れずに移動申請を行なってください。)
気を付けることをおさえて失敗しない脱毛を!
今では気軽に受けられる脱毛ですが、意外と知らない注意事項や禁止事項があることがわかりました。
せっかく予約が取れたのに、こちらの不注意で、当日施術を断られるなんて、もったいないですよね。
そうならないためにも、今回ご紹介した注意点をよく把握して、予定通り脱毛を続けていきましょう!